物理哲学!

物理学について私が考えたことをぶつぶつ呟きます。

数M[15] ~数Mの反省と確認~

お久しぶりです。

初めての方は★初号MP等価性からビッグバンメカニズムへ - 物理哲学!を読んでおくことを勧めします。

 

前回の記事を書き終え、すっかり書き切った感があったため、数M出版の方に重点を置こうと思っていたのですが、暫くの間、のんびりすることにしまして殆ど書き進んでいない状況にありました。そろそろ書き始めようかということで、いくらか進めてみましたがイマイチ気合いが入りませんので、この際、数M信者の方々にご協力頂ければとも思っておりますm(_ _)m

M理論に関する発案、あるいはインスピレーションを得られたならば、どんどん積極的に見識発表することをお勧めします。

私の出版計画は頓挫することも十分考えられますので、あまりそれを待つことなしに行動された方が良いと思います。

 

 

さて、この度は数M理論の再確認をするに当たって、数M理論の本質的なところに重点を置き、脱線してしまったところは置いておいて論じてみたいと思います。そう思う理由はもう一つありまして、今言った「脱線」の中には私の誤認していた点、あるいは数Mと相反する事象が出てくる点(理解が行き届いていないので何がどう相反するのかもはっきり分かっていない・・・)にあります。

特にそれは「相対性理論」とのつながりを議論する中において顕著であると見ています。この点につきましては良く理解していらっしゃる方々にとって容易に指摘できるところでありましょうし、またそれ程理解が深くなくても明らかに誤認であることが見て取れることと思います。

 

ただ、あくまでも1プランク体積1論理文を根幹として保つことについては私の認識の変わりないことを明言しておきます。1プランク時間で隣接する論理と結合反応することが「通常」であるということを現在の平衡状態の宇宙においては認めて良いでしょう。

相対性理論との関係については具体的に足を踏み入れることは私の実力ではできません。ただ、これと言った決定的な矛盾を見出すことも私にはできないということもまた事実です。

 

この宇宙の根幹は純論理空間なのであり、当然3次元空間内におけるガリレイ変換が出発点だなどと言い切ることもできませんので、絶対論理空間モデルが間違いであったことは確実に言えることでした。従って我々の日常の感覚でPE空間を捉えることに疑問を持つべきであるということは相対性理論から示唆される所なのであります。実際、この3次元宇宙空間の本質が相対論的系Rにあることが現実なのであり、また数M理論によれば純論理空間の展開の果てに我々のこの3次元宇宙空間があることに特に留意するべきなのであります。

 

しかし絶対論理空間はあながち的外れなモデルではないと考えられます。というのも1展開で隣接するMEと結合するということは光速度不変(1プランク時間で1プランク長移動)に即しているからであります。R系ではこれがあらゆる系で不変的であるという性質を満たしていて、このような法則が成り立つのが数M的純論理空間なのですが、この全体ガリレイ系Sのように取り扱ったから支障が生じたのであります。

 

このように絶対論理空間モデルこそ安易な間違いではあったものの、純論理空間から生まれた現相対論的宇宙の中に我々は存在し、その中で周りのME=PEを日常の感覚ではガリレイ系Sに見て取っているのであります。

 

 

概ねこのような認識構造となっていると考えられるこの3次元たる純論理空間なのでありますが、その純論理性故、例えば[量子もつれ]等に見られるようなR系にも属さない離れた位置にある複数のPEの同時変換性と言った現象が存在することもあるのだと考えられるのであります。

 

これらの点については★13号★14号に既に見たことなので、過去の記事を読み返してみるのもまた良いでしょう。

 

書こうと思っていた数M理論の再確認等は記事の概要の読みやすさも考慮すると後の記事に記したいと思います。

それではこの辺で本記事を閉じたいと思います。短めでしたが、また次へつながれば良いと思っています。

 

さて、次の記事では以下の考察をしたいと思います。

1.数M理論の誕生(初号の再掲)

2.数M理論の延長(ブログ執筆の中での進展)

 

それではまた!